正式には足白癬といい、白癬菌というかびでおこります。
このかびは、皮膚の表面や爪にあるケラチンという蛋白質をえさにして増殖します。
ですから、白癬の好発部位は皮膚、とくに皮の厚い足の裏、爪そして毛髪なんです。
足におこった白癬(足白癬)には、皮が厚くなる角質肥厚型、水ぶくれのできる水胞型そして指の間がジクジクになる趾間びらん型があります。
治療の原則は、気長につけぶすりをつけることです。
また妙な民間療法はしないことです。
正式には伝染性膿痂疹といいます。
皮膚に小さな傷ができて、そこにバイ菌がはびこってとびひを引き起こします。
きずはしるむき傷でも、虫刺されでも、かぶれでも、なんでもいいんです。
バイ菌が増えて病気をつくっているわけですから、治療の原則はバイ菌を減らすことです。ですから、一番はじめの仕事は石鹸を泡立ててとびひをよく洗うことです。
そして、軟膏をつけ、化膿止めを飲めば治ります。
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