1
キャリブレーションをしよう!(2分程度)

<左のカメラからの映像>

<右のカメラからの映像>
まずは、撮影する場所に立方体(直方体)の形をしたものを設置、そして撮影します。これでキャリブレーションを行います。ここで撮影するキャリブレーションのデータはほんの一瞬の撮影で構いません。(左図参照)
キャリブレーションは、「PV STUDIO」自体に撮影した場所の3次元情報を教え込むために行います。下図のような作業をソフト上で行います。


上図のように各ポイントをそれぞれに確答する角にドラッグします。こちらのような3次元情報をソフトに与えるのです。

3次元情報サンプル画像


2
撮影してみよう!(1分程度)

先ほどキャリブレーションで撮影するために設置した立方体(直方体)を片付け、同じ場所にて演技を行って下さい。本サンプルは高速カメラ(1秒60フレーム)にて撮影しております。

←左のカメラからの撮影

右のカメラからの撮影→

※カメラの移動を行わない場合、ステップ1で説明したキャリブレーションを毎回行う必要はございません

3
アクターの動きをトレース!(15分程度)

←左のカメラからの撮影

右のカメラからの撮影→

両画像のように両肩・両手首・両骨盤・両足首の合計8マーカを撮影されたアクターにポイント付けします。あとその動きを追尾するだけです。

 

左足首のマーカのモーションパスの表示を行うと、これを行うことでそのマーカがどのように動いたかをラインで表現します。この動きのモーションを確認したいときは「追尾のデータ」をクリック!
 

4
PV BODYへのアタッチ(1分未満)


<図3>

<図4>

■すべてのマーカの追尾が終了したら、PV BODYを追加してください。
※ ここで演技者の身長を入力するだけです。 設定後でも微調整は随時行えます

 
(図3参照)

■腕や脚、そして胴の長さなど演技者とできるだけ近い体系に調整してください。メニューバーにある「Move」をクリックして、伸ばしたり縮めたりすることができます。演技者と合成したりするなどして作業を行ってください。

■最後にAttach PV Bodyを選択すると図4のようなウィンドウが開きます。トレースを行った各マーカにあったそれぞれの関節にマーカをドラッグしてください。

すると、トレースを行ったマーカにPV BODYが足され、追尾した動きに合わせてPV BODYがその動きを再現します

 


5
微調整〜完成(6分程度)

 

メニューバーにある「Rotate(回転)」や「Move(移動)」などのアイテムを利用、簡単な微調整により、さらにリアルなデータを生成できます。

※左図は演技者の左手首の回転(Rottate)を調整しているものです
またより調整したいするためにメニューバーの「Action」のチェックをはずすと、PV BODYがTスタンスのポーズになりますので、そこで腕や脚の長さを調整することでより自然な動きを再現することができます。

さらにPV BODYのサイズの微調整行うにはこちらをご覧ください
 
サンプル確認

<サンプルデータ>>追尾のデータ映像との合成作成されたデータ

※顔の動きなどロストのないサンプリングなどの場合はさらに短時間で行うことが可能です

トータルタイム:約25分程度